日本スカルピスト協会事業計画
事業計画
当協会は、スカルピストという仕事が世の中から正しく評価されるように、そして信頼される良質なサロン経営が出来るように、将来的に社会的信用を確保するとともに、当協会の綱領に基づいて健全なスカルピストの育成に努力していく所存であります。また、当協会の組織は公明正大な組織経営を目指してまいります。
さらに、行政および外部団体との連携も重視し、業界全体の健全化と発展に寄与してまいります。
Ｉ 基本方針
１． スカルプ業および発毛・育毛業全体の発展に寄与し、スカルピストを魅力のある職業として社会に位置づけることを当協会の責務の一つと考えています。
２． 会員の協会への参加意識を向上する施策を数多く実施していくことが、会員数の増加を確保し、協会を発展させていくために重要なことであります。将来的には各地域での会員活性化を図ることが大切なことと考えています。
ＩＩ 具体的施策
１．総務委員会
１．１ 日本スカルピスト協会の諸規定の整備を行い、新組織運営の基盤となる仕組みを確立します。具体的には、役員、委員の旅費、日当や謝金などについても細部の規定を整備します。
１．２ 協会の存在意義と会員に対する価値提供力を高めるため、事業方針の骨格についての新提案を行うとともに、スカルピストの価値創造と価値提供の活動がすすむような組織作りを推進します。
１．３ 消費者に対する安心・安全の技術サービスを提供するスカルピストの育成を目的とした「業界統一スカルピスト試験」のための組織作りを推進いたします。
１．４ 会員の福利厚生面のメリットの研究や、サロン経営に役立つノウハウ、情報の提供など、会員に対する価値提供のための具体的活動を行っていきます。
２．広報委員会
個人・法人会員、サロン、認定校それぞれの立場の会員に対し、適切かつ的確なサービス提供を、各関連の委員会と連携しつつ、目指します。また、対外的には当協会が社会的にもより認知され、スカルプ及び育毛業の総合的な健全化を啓蒙、啓発するための広報活動を展開いたします。具体的には下記内容となります。
２．１ リーフレットの新規作成
２．２ 認定校ＰＲ用リーフレットの作成協力
２．３ サロンＰＲ用リーフレットの作成協力
２．４ 会報誌の内容を充実させ、クオリティー向上を目指します
２．５ ＷＥＢの見直しとリニューアル一般に対するＰＲを強化します
２．６ 各関連委員会との情報交換を強化します
３．教育研究委員会
以下の項目について推進していきます。
３．１ 教育資格制度改革を推進します。
・ 新認定校規約の推進：認定校更新申請および再視察の実施。
・ 新テキストの製作・発行。
・ 認定講師制度の推進：本部講師・認定指導講師・認定講師の養成。
・ 認定スカルピスト資格取得試験の機会を増加。
・ 認定校（基礎講習コース修了者対象）第一次・第二次試験の自校開催の増加。
３．２ 研究調査を推進します。
・ スカルピストの技術向上の為の情報収集・整備、および効能効果の研究。
３．３ 業界統一認定スカルピスト資格試験制度の確立を目指します。
４．財務委員会
事業計画基本方針を踏まえ、会計ならびに財務事務システムを構築します。
４．１ 会計財務システムの構築
４．２ 長期展望に立った資産運用・管理・実施方の立案・推進
４．３ 各種協会活動・委員会活動の予算立案・執行・管理のサポート業務
４．４ 財務監査の充実・強化
５．サロン経営者委員会
協会綱領に基づき、スカルピストという仕事が世の中から正しく評価されるように、そして信頼される良質なサロン経営が出来るように啓蒙活動を行います。具体的には以下の項目のような活動を行うことにより、登録サロンにサロンナビへの入会を勧め、コミュニケーョンネットワークの強化を図っていきます。
５．１ 協会登録サロンが、消費者にとって安全・安心なサロンであるために、良心的に営業を営む事を登録サロンに呼びかけ周知徹底。
５．２ 上記に関連した専門的な情報の収集を行い、現実に即した分かりやすい情報に加工して会員へ伝播。
５．３ 委員会セミナーを開催し、サロン経営に役立つ情報の提供。
５．４ 登録サロンのための会員ページを活用し、サロン同士の交流や、サロンと委員会との関係の親交。
６．認定校委員会
以下に述べる項目について推進していきます。
６．１ 新認定校規約の推進：認定校更新申請および再視察を実施
６．２ 継続してすすめる認定校に必要不可欠な認定講師・認定指導講師の資格取得に注力し、認定校規定の遵守を目指します。
６．３ 各認定校の入学生獲得に資するため、直近の課題である当協会の理念・優位性を正確にアピールできる小冊子の企画制作を行い、認定校の差別化と周知を図ります。
６．４ 全国のブロック会議を活性化し、認定校間の情報交換を行い、問題点を集約して質の高い認定スカルピストの養成に努力します。
７．組織委員会
以下に述べる項目について推進していきます。
７．１ 各地区の講習会について、その内容や開催方法等を検討
７．２ 会員サービス充実のための方策の検討および具申
７．３ 会員増加に伴う地区委員会のあり方やブロック制の活用の検討
７．４ 地区委員の選出方法と定数に関する内容の検討
